【富山高専】特別支援学校教員向けiPadアプリ作成&Sony「MESH」操作体験ワークショップ開催!支援技術人財育成と協働の場作りを推進。

  • 富山高専が特別支援学校の教員向けにワークショップを開催
  • 支援技術に関わる人財育成と協働の場作りを推進
  • iPadアプリ作成とSony「MESH」操作体験を実施し、今後も継続的に取り組みを行う予定

富山高専が、特別支援学校の教員を対象に「iPadを使ったアプリの作成&Sonyの「MESH」操作体験」と題するワークショップを開催した。
富山高専は、支援技術に関わる人財育成と、要支援者・支援者・関係者が集まる協働の場作りの推進に取り組んでおり、今回のワークショップはその一環として開催された。
参加者はiPadのみを使用した簡易的なVOCAとお絵描きアプリの作成、そしてSonyの「MESH」を用いたプログラムの作成を体験した。
今後もワークショップを開催し、人財育成と当事者に関わる人々のつながりを強化する取り組みを続ける予定だ。

カテゴリ
教育、ゲーム
製品名
iPad、MESH
会社名
Sony
人名
キャラクター名
IP名

——— 以下 プレスリリース原文 ———

【富山高専】ワークショップ「iPadを使ったアプリの作成&Sonyの「MESH」操作体験」を開催しました

公開日: 2023/03/24

独立行政法人国立高等専門学校機構 富山高等専門学校(富山県富山市・射水市 校長:國枝佳明 以下「富山高専」という。)は、令和5年3月1日(水)、2日(木)の2日間にわたり、「iPadを使ったアプリの作成&Sonyの「MESH」操作体験」と題するワークショップを開催致しました。今回のワークショップでは、特別支援学校の教員の方々に、iPadだけでできる簡易的なアプリ作成を体験していただきました。

 

アプリ作成について説明している様子アプリ作成について説明している様子

ワークショップの様子ワークショップの様子

ワークショップの様子ワークショップの様子

  • 目的・概要

 高専機構が取り組むGEAR5.0プロジェクト(※1)の一環として、富山高専では支援技術(Assistive Technology、以下「AT」)に関わる人財育成と、要支援者・支援者・関係者が集まる協働の場作りの推進に取り組んでいます。今回のワークショップは、こうした人財育成と当事者に関わる人々のつながりを強化する取組の一環として、地域の関係者と連携して開催されたものです。

 

  • ワークショップの様子

 富山高専では、これまでATに関わるワークショップを複数回にわたり行ってきました。第一弾目のワークショップでは、Macノートパソコンを用いたiPadアプリ作成を参加者に体験していただきましたが、実施後、「自分でやってみたいけど手元にMacノートパソコンがない」との声を受けました。そこで、今回のワークショップでは、参加者にiPadのみを使用した簡易的なVOCA(音声出力型コミュニケーションエイド)とお絵描きアプリの作成と、「IoTブロック」と呼ばれるスイッチやカメラ等の機能を持つSonyの「MESH」を用いたプログラムの作成を体験していただきました。
 ワークショップでは特別支援学校の教員9名にご参加いただき、富山高専GEAR5.0プロジェクトの参画教員と、サポート学生7名と共に進められました。
 参加者からは、「既存のアプリはカスタマイズできないので、簡単にアプリ作成ができるのは貴重な体験でした」、「学生に補助していただき、自分のペースで進められてよかったです」、「プログラミングのコードについてもっと詳しくなりたいと思いました」、「MESHは以前から気になっていたが、思い切って購入する勇気がなかったので、いい経験でした」「もう少し難しいアプリ作成にも挑戦したい」などの意見があり、実際にアプリの作り方に触れ、アプリの仕組みの理解を深める機会となりました


(参考1)MESH/誰でも手軽にプログラミングができる/つくって楽しい/学んで楽しい
URL:https://meshprj.com/jp/

(参考2)特別支援教育でICTを活用しよう-文部科学省
URL:https://www.mext.go.jp/content/1422477_1_2_2.pdf

 

  • 開催概要

イベント名:iPadを使ったアプリの作成&Sonyの「MESH」操作体験
開催日時:令和5年3月1日(水)、2日(木)
会場名:富山高等専門学校 あいの風会館コンテンツスタジオ(富山県射水市海老江練合1番2)
所在地URLhttps://www.nc-toyama.ac.jp/about/access/
参加者:支援技術(AT)に関わる当事者・支援者・関係者など
人数:20名程度
製作物:簡易的なVOCAアプリ・お絵描きアプリ・音声認識アプリ(参加費無料)
持ち物:筆記用具、上着等(適時、体温調整できるもの)
主催:富山高等専門学校


※1 GEAR5.0プロジェクト
国立高専機構の「Society5.0未来技術人財育成事業・GEAR5.0」の「介護・医工」分野において,「持続可能な地域医療・福祉を支えるeAT-HUB構想(※2)とAT技術者育成による共生社会の実現」をテーマとした事業であり、熊本高専を中核拠点校、富山高専を拠点校として令和2年度より開始をしている事業です。

※2 eAT-HUB構想
従来の支援技術(AT)が対象心身機能の障がいに加えて、障がい者を取り巻く環境や社会も対象にした、共生社会形成を支援することを目標とし、GEAR5.0プロジェクトの拠点校を設置し、全国高専のネットワークを通じて共生社会の形成を支援する構想。

GEAR5.0プロジェクトについて:Society50_KOSEN_GEAR5.0.pdf (kosen-k.go.jp)
 

  • 今後の展望

 R5年度は8月と3月にワークショップを開催予定です。

 

  • 富山高等専門学校について

 富山高等専門学校は、平成21年10月に国立高等専門学校の高度化再編により、富山工業高等専門学校と富山商船高等専門学校が統合して創立されました。
本校は、工学系4学科(機械システム工学科、電気制御システム工学科、物質化学工学科、電子情報工学科)、人文社会系1学科(国際ビジネス学科)、商船系1学科(商船学科)の合計6学科の本科、及び専攻科からなっており、世界で活躍する技術者、ビジネスパーソン、そして海事技術者を育成しています。また、科学技術・海洋に関連する高度な研究を行っている国内有数の高等教育研究機関です。 


【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 富山高等専門学校
所在地:本郷キャンパス  富山県富山市本郷町13番地
    射水キャンパス  富山県射水市海老江練合1番2
校長名:國枝 佳明
設立:2009年10月
HP:富山高等専門学校 (nc-toyama.ac.jp)
事業内容:高等専門学校・高等教育機関

本郷キャンパス本郷キャンパス

射水キャンパス射水キャンパス



【本リリースに関するお問い合わせ先】
独立行政法人国立高等専門学校機構  富山高等専門学校
総務課企画室
TEL:0766-86-5179
Email:[email protected]

~2022年度、高等専門学校制度は創設60周年を迎えます~
https://www.kosen-k.go.jp/Portals/0/60th/
 

引用元: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000324.000075419.html

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