TRIPLE-1とNECが新プロジェクトを始動。超高速レンダリング・マシンの実証と世界市場展開へ

  • TRIPLE1はNECのスーパーコンピュータを活用し、画像処理やAIの商用化に取り組む
  • TRIPLE1は高速なレンダリング技術を開発し、メタバースの実現に貢献する
  • TRIPLE1の開発するマシンはレンダリング時間を短縮し、映画や建築業界にイノベーションをもたらす
  • TRIPLE1は既存のソフトウェアとの互換性を重視し、新しいマシンを活用することができる
  • TRIPLE1はメタバースの実現に向けて、通信技術やデータセンター、グリーンエネルギーも開発する
  • TRIPLE1とNECの協業により、大きなイノベーションが起こる可能性がある

福岡市博多区に本社を置くTRIPLE-1は、NECのスーパーコンピュータ「SX-Aurora TSUBASA」を活用し、画像処理やAIなどの新しい領域への商用化に取り組むことを発表しました。
TRIPLE-1は、NECの支援を受けながら、次世代の超高速レンダリング・マシンの実証実験と商用化後の世界展開を目指します。
TRIPLE-1は、メタバースの実現には高速なレンダリング技術が重要であると考えており、NECのスーパーコンピュータを活用してグラフィック処理用の超高速レンダリング・マシンを開発する予定です。
既に、「SX-Aurora TSUBASA」を活用した実験において、従来のレンダリング・マシンの10倍のパワーを確認しています。
商用化後は、TRIPLE-1がマシンをグローバル市場に展開する予定です。
NECのスーパーコンピュータ「SX-Aurora TSUBASA」は、ベクトル・プロセッサの技術により、演算精度とコンピューティング性能の両立を実現しています。
この技術を活用し、TRIPLE-1の開発チームが超高速レンダリング・マシンを開発する計画です。
メタバースでは、高解像度な3DCGをリアルタイムで処理する必要があります。
TRIPLE-1は、「SX-Aurora TSUBASA」の能力を最大限に活用し、メタバースの実現に貢献すると考えています。
超高速レンダリング・マシンの開発により、映画、アニメ、建築業界などにもイノベーションがもたらされると期待されています。
現在、既存のレンダリング・マシンでは高解像度・大容量のデータを処理するのに時間がかかり、高額な問題もあります。
TRIPLE-1の開発するマシンを使用すれば、レンダリング時間は10分の1に短縮されると予測されています。
また、実証実験では、ハリウッド映画の3DCG制作やゲームクリエイターとの協力も予定されており、最新のニーズを把握して開発に反映していく予定です。
また、TRIPLE-1は、開発するマシンが既存のレンダリング・ソフトウェアと互換性があることも重要視しています。
既存のソフトウェアをそのまま使用しながら、新しいマシンを活用することができるようにするため、特別な集積回路の開発を行います。
これにより、世界中のクリエイターたちは、既存のソフトウェアを使用しながら新しいマシンを活用することができます。
TRIPLE-1は、グローバル市場を獲得するために、既存のソフトウェアとの互換性を重視しています。
メタバースの実現には、レンダリング・マシンだけでなく、高速通信技術、データセンター、グリーンエネルギーなども必要です。
TRIPLE-1は、これらの要素を整備し、メタバースの実現に向けた製品を開発していく予定です。
TRIPLE-1の副社長である大島麿礼氏は、「TRIPLE-1は、先端半導体を活用したデータセンター事業やグリーンエネルギー事業などを推進してきた。
今回の協業により、再び世界に飛び出し、未来社会をアップデートする挑戦ができることを嬉しく思っている」とコメントしています。
NECのHPC統括部長である近藤正樹氏も、「TRIPLE-1との協業により、スーパーコンピュータ「SX-Aurora TSUBASA」が新しい領域で活用され、大きなイノベーションが起こる可能性があると期待している」と述べています。


会社
TRIPLE-1、NEC
製品名
SX-Aurora TSUBASA、超高速レンダリング・マシン
ジャンル
メタバース
人物
大島麿礼、近藤正樹
引用元: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000033229.html

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