HashPalette、Aptos Labsに株式譲渡: Palette ChainがAptos Networkに移行へ

HashPaletteは、Aptos Labsに株式を譲渡し、Palette ChainをAptos Networkに移行する。
移行により、日本のWeb3市場とグローバル市場の連携が期待される。
Palette ChainのガバナンストークンPLTは、APTに交換予定で、今後コンテンツも順次移行する。

HashPalette株式のAptos Labsへの譲渡に関する契約締結のお知らせです。
HashPaletteは、Palette ChainをAptos Networkに移行することを目指し、Aptos Labsに株式を譲渡しました。
これにより、HashPaletteはHashPortの完全子会社からAptosの完全子会社に移行します。
Palette Chainは、ゲームやアニメなどエンターテイメント特化型のブロックチェーンとして、これまで多くのNFTプロジェクトの基盤として利用されてきました。
しかし、開発チームはスケーラビリティやユーザビリティ、グローバル市場へのアクセスといった課題を認識しており、その解決策としてAptos Networkへの移行を選択しました。
Aptos Networkは、Meta社が開発していたステーブルコインプロジェクト「Diem」を起源とするレイヤー1ブロックチェーンで、高いスケーラビリティとユーザビリティ、セキュリティを特徴としています。
Palette ChainのAptos Networkへの移行により、日本のWeb3市場とグローバル市場が連携し、Web3の社会実装が加速すると期待されています。
Palette ChainのガバナンストークンであるPLTは、11月下旬より、Aptos NetworkのネイティブトークンであるAPTに交換できる予定です。
交換レートはPLT1個につきAPT 0.00339139個となる見込みです。
また、メタバース型ファーミングブロックチェーンゲーム「THE LAND エルフの森」のゲームトークンであるELFやPalette Chain上のNFTなどのコンテンツも順次Aptos Networkに移行予定です。
今回の移行により、日本のWeb3市場は新たなステージへ進むとともに、ゲームやエンターテイメント分野でのWeb3活用がさらに広がることが期待されます。