「BlazeMeter」でWebシステムのパフォーマンスを多角的かつ継続的に測定!東陽テクニカが販売開始

「BlazeMeter」でWebシステムのパフォーマンスを多角的かつ継続的に測定!東陽テクニカが販売開始

  • 東陽テクニカがBlazeMeterの日本販売を開始
  • 200万人以上の仮想ユーザーを設定した負荷テストが可能
  • JMeterなどのオープンソースツールと連携し、自動化テストが可能

株式会社東陽テクニカが、米国Perforce Software社製のSaaS型継続的テストプラットフォーム「BlazeMeter」の日本での販売を開始する。
ブラウザひとつで200万人以上の仮想ユーザーや最大56地点の地理的ロケーションを設定した大規模な負荷テストの実施が可能で、テストで使用するデータの仮想化、テスト結果の分析など、Webシステムのパフォーマンスを多角的かつ継続的に測るための機能を提供する。
また、JMeterなどのオープンソースの負荷テストツールで作成したテストシナリオをそのまま利用して、超高負荷な状態を仮想的に作り上げ、その負荷の下でのWebシステムのパフォーマンス測定を実現する。
さらに、機能テストやAPIテスト、モックサービス機能、テストデータマネジメント機能などの追加機能を提供し、Jenkinsなどの自動化ツールと連携させることで、継続的にシステムのパフォーマンスをテストすることが可能となる。

カテゴリ
SaaS、テストプラットフォーム、ゲーム
製品名
BlazeMeter、JMeter
会社名
株式会社東陽テクニカ、Perforce Software社
機能
負荷テスト、機能テスト、APIテスト、モックサービス機能、テストデータマネジメント機能
ツール
Jenkins

——— 以下 プレスリリース原文 ———

SaaS型継続的テストプラットフォーム「BlazeMeter(ブレイズメーター)」販売開始

公開日: 2023/06/14

株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高野 俊也(こうの としや)、以下 東陽テクニカ)は、米国・Perforce Software 社製のSaaS型継続的テストプラットフォーム「BlazeMeter(ブレイズメーター)」の日本での販売を2023年6月14日に開始いたします。
「BlazeMeter」はブラウザひとつで、200万人以上の仮想ユーザーや最大56地点の地理的ロケーションを設定した大規模な負荷テストの実施を可能にします。負荷をかけた状態での機能テストやAPIテストの実施も可能で、テストで使用するデータの仮想化、テスト結果の分析など、Webシステムのパフォーマンスを多角的かつ継続的に測るうえで必要な機能を提供します。

  • 背景/概要

昨今、情報通信技術(ICT)の高度化に伴い、電子商取引(EC)サービスはもちろんのこと、動画配信サービスやインターネットバンキングなど、さまざまなサービス、ビジネスが活発化しています。利用者の増加とともに、特定のWebサイトに想定以上のアクセスが集中することでシステムダウンや通信遅延などのシステム障害も多発しています。企業や団体は、提供するサービスを保証するために、Webシステムが急激な負荷の増減や長時間の負荷にどこまで耐えられるのかを事前に正確に把握し、対策を講じておく必要があります。そのため、JMeter™(※1)をはじめとしたオープンソースの負荷テストツールが広く活用されていますが、かけられる負荷が限定的であること、テストのための環境設定や管理が複雑であることが課題となっています。

「BlazeMeter」は、JMeter™などのオープンソースや他の有償の負荷テストツールで作成したテストシナリオをそのまま利用して、200万人を超えるユーザーが世界56地点から同時にアクセスするような、超高負荷な状態を仮想的に作り上げ、その負荷の下でのWebシステムのパフォーマンス測定を実現します。テスト条件の設定が容易で、コードレスでテストシナリオを作成することもできるため、使用にあたり手間はかかりません。テスト実施中に結果を確認しながらの条件変更や調整も可能です。クラウド上でテスト環境を完結できるため、必要に応じたテストをいつでも迅速かつ低コストで実施できます。

また、追加機能として、負荷をかけた状態での各機能やAPIの動きをチェックするための機能テストやAPIテスト、関連する機能や外部連携サービスを仮想的に作り出しシステム全体でのパフォーマンスの把握を可能とするモックサービス機能、すべてのテストで使用可能な仮想ユーザーデータを生成・管理するテストデータマネジメント機能を提供します。

その他、Jenkins(※2)をはじめとする各種自動化ツールと連携させ、ソフトウェア開発ライフサイクルに組み込むことで、継続的にシステムのパフォーマンスをテストすることが可能です。これにより、予期せぬパフォーマンスの低下やシステム障害を引き起こす可能性のある問題の早期発見に貢献します。これまで海外では、エンターテインメント業界やアパレル業界、飲食業界など幅広い業界のトップ企業に活用されてきました。(※3)

東陽テクニカは、「BlazeMeter」の国内での提供を通じて、高負荷によるパフォーマンス低下や障害が起こらないよう堅牢なWebシステムの開発および運営を支援することで、ICTサービス、ビジネスの発展に貢献してまいります。


※1 Webサービスなどのアプリケーションの負荷テスト(パフォーマンス測定)を行うオープンソースツール

※2 ソフトウェア開発におけるビルドやテスト、デプロイの自動化を支援するオープンソースツール

※3 「See How BlazeMeter Helps Companies Like Yours」https://www.blazemeter.com/customers

  • 主な特長 

・テストの設定や実行が容易:
 – JMeter™で作成したテストシナリオをそのまま実行可能。
 – その他の負荷テストツール(GatlingやLOCUST)もTauras※4経由で実行可能

 – コードレスでテストシナリオ作成が可能

 – テスト結果をリアルタイムで確認でき、テスト設定の調整が容易

 – Selenium※5などのテストフレームワークと連携

・大規模な負荷テストが可能(世界56地点、仮想ユーザー200万人以上)

・負荷テストと組み合わせた、機能テストやAPIテストも実行可能

・関連する機能や外部連携サービスを仮想的に作成可能

・テスト用仮想ユーザーデータを作成可能
・JenkinsなどのCI/CDツールと連携

・オンプレミス、ハイブリッドでの利用も可能

◆「BlazeMeter」紹介動画:https://youtu.be/aGz4yAmOTm4

◆「BlazeMeter」製品ページ:https://www.toyo.co.jp/ss/products/detail/blazemeter

 

※4 BlazeMeterが公開しているオープンソースのテスト自動化フレームワーク

※5 Webアプリケーションのブラウザ操作を自動化する、オープンソースのテストフレームワーク

(「BlazeMeter」解析結果画面)


【 製品データ 】

・製品名:SaaS型継続的テストプラットフォーム「BlazeMeter」

・価格:負荷テスト機能単体338万円~。(要お見積り)

・販売開始日:2023年6月14日

 

<Perforce Software Ltd.について>

Perforce Software社は、1995年に設立されたソフトウェア開発支援ソリューションのグローバルプロバイダーです。ソースコードの静的解析や脆弱性検出をはじめとするテストツールから、デジタルアセットやプロジェクトの管理ツールまで、ソフトウェアの開発ライフサイクル全般において、開発者を支援するためのソリューションを幅広く提供。同社のソリューションは、フォーチュン100企業の75%が導入し、世界中で100万人以上が利用しています。

Perforce Software社Webサイト︓https://www.perforce.com/ja

 

<株式会社東陽テクニカについて>

東陽テクニカは、1953年の設立以来、最先端の“はかる”技術のリーディングカンパニーとして、技術革新に貢献してまいりました。その事業分野は、情報通信、自動車、エネルギー、EMC(電磁環境両立性)、海洋、ソフトウェア開発、ライフサイエンス、セキュリティなど多岐にわたります。5G通信の普及、クリーンエネルギーや自動運転車の開発などトレンド分野への最新の技術提供に加え、独自の計測技術を生かした自社製品開発にも注力し、国内外で事業を拡大しています。最新ソリューションの提供を通して、安全で環境にやさしい社会づくりと産業界の発展に貢献してまいります。

株式会社東陽テクニカ Webサイト:https://www.toyo.co.jp/

 


引用元: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000075068.html

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