- アールティはFOOMA JAPAN 2023に出展し、ロボット自動化システムの実機デモを行う。
- 出展内容には、COBOTTA PROを使用した冷凍フライ投入システムや、Foodlyの2台連携などが含まれる。
- アールティの技術を活用したソリューションが、デンソーウェーブやサミーのブースでも展示される予定である。
アールティは、2023年に開催される食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2023」に出展し、ロボット・自動化システムの実機デモンストレーションを行う。
出展内容には、人協働ロボットCOBOTTA PROを使用した冷凍フライ投入システムや、人型協働ロボットFoodlyの2台連携などが含まれる。
また、アールティの技術を活用したソリューションが、デンソーウェーブやサミーのブースでも展示される予定である。
Foodlyは、AIビジョンシステムによりばら積みの食材を認識してピッキングし、ベルトコンベア上の容器に盛り付ける人型協働ロボットである。
多品種少量生産に対応し、食品メーカーの工場で試験導入や実生産ラインへの導入が進められている。
- カテゴリ
- 食品製造総合展、ロボット、自動化システム、ゲーム
- 製品名
- COBOTTA PRO、Foodly
- キャラクター名
- 人名
- 会社名
- アールティ、デンソーウェーブ、サミー
- IP名
- AIビジョンシステム
——— 以下 プレスリリース原文 ———
アールティ、FOOMA JAPAN 2023でAI・ロボットソリューションを展示
公開日: 2023/05/31
┃出展内容
1.人協働ロボットCOBOTTA® PROを使用した冷凍フライ投入システム
株式会社デンソーウェーブ(以下、デンソーウェーブ)の人協働ロボット「COBOTTA PRO」を使用して、食品工場において人手で行われている、冷凍フライの投入作業(ピッキングからフライヤー投入まで)を自動化するシステムです。
番重(食品用コンテナ)にばら積みされた冷凍フライをカメラでひとつずつ認識してアームロボットがコンベア上へピック&プレースします。コンベアはシステムと連携しており、ピッキング状況を把握しながら自動フライヤーに投入します。
詳細:2022/05/24 アールティリリース
http://rt-net.jp/notice/20220524/
2.人型協働ロボットFoodlyの2台連携
2台のFoodlyと外付けカメラ1台を連携させ、時間1200食以上の盛り付けスピードを実現したシステムの惣菜盛り付けデモンストレーションを展示します。
3.食材認識ビジョンシステム「NEKONOTE Vision」
Foodlyで活用している食材(不定形物)認識技術をビジョンシステム「NEKONOTE Vision」として新たに製品化し、ピック&プレイスを行う他のロボットへの搭載を可能にしました。
冷凍フライ投入システムとFoodlyの2台連携も「NEKONOTE Vision」を活用したシステムであり、同機のデモンストレーションを通じて開発例をご紹介します。
4.ROS開発向けモデル「Foodly TypeR」
ロボット開発用オープンソースミドルウェア「ROS(Robot Operating System)」での開発に対応した新しいFoodlyのモデルを展示します(動画展示のみ)。
世界中でデファクトスタンダードとなったROSを現在活用している、またはこれから活用したいと考えるエンジニアに対し、食品工場での稼働実績のあるFoodlyを開発用モデルTypeRとして新たにご提案します。
┃アールティブース以外での展示
自社ブースの他に、デンソーウェーブ、株式会社サミー(以下、サミー)のブースにもそれぞれアールティの技術を活用したソリューションが展示される予定です。
ご来場の際にはぜひお立ち寄りください。
◆デンソーウェーブ(東7ホール 7D-25)
従来は人が行っていた組合せはかりでの食材の計量をCOBOTTA PROと人が協働で作業するシステムを展示します。
COBOTTA PROと3次元カメラとソフトハンドを組み合わせて、明太子のような軟体の食材の計量作業を実現しています。アールティが発案からシステム構成、実装までを担当しています。
◆サミー(東6ホール 6J-61)
人型協働ロボットFoodlyがサミー製の自動フライヤーに冷凍コロッケを投入するデモンストレーションを展示します。
┃FOOMA JAPAN 2023開催概要
日時:2023年6月6日(火)〜9日(金) 10:00〜17:00
会場:東京ビックサイト 東1〜8ホール
主催:一般社団法人 日本食品機械工業会
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┃人型協働ロボットFoodlyについて
食品工場の弁当・惣菜製造ラインにおいて、独自のAIビジョンシステムによりばら積みの食材をひとつひとつ認識してピッキングし、ベルトコンベア上の容器に盛り付ける人型協働ロボットです。人ひとり分のスペースで稼働し、人と柵なしで隣り合って作業ができます。
1台に複数の食材を登録可能で、設置場所の変更もひとりで簡単に行えるため、多品種少量生産を行う食品工場の頻繁なメニュー・ライン替えにも対応します。
2021年に標準構成モデルを正式発売し、食品メーカーの工場で、試験導入や実生産ラインへの導入を進めています。
標準構成モデルでピッキング可能な食材は主に丸みのある固形物で、から揚げ、ミニトマト、肉団子、ちくわ天、チキンナゲット、ハンバーグ、シューマイ、ミニウィンナー、がんもどき、里芋、小茄子、乱切り人参、高野豆腐、いなり寿司、ロールキャベツなどの多くのメニューの盛り付け作業をカバーします。
さらに、2021年には海苔巻きロボットと連携してセル生産方式で海苔巻きを製造する「スズモコラボモデル」、2022年には組合せはかりと連携した自動計量供給システム「TSD-N3×Foodly」を発表するなど、活用の幅を広げるための開発も進めています。
経済産業省のプロジェクト「革新的ロボット研究開発等基盤構築事業(令和2年度、令和3年度)」でも採用実績があります。
┃株式会社アールティについて
「Life with Robot-ロボットのいるくらし-」の実現を目指して、最先端のAI&Roboticsにおける技術開発に挑戦し、AI・サービスロボット分野での高度人材育成から、教育・サービスロボットの自社開発、受託開発まで幅広い事業展開をしています。
近年はサービスロボットの教育や受託開発で培った技術やノウハウを活かし、食品工場で人手不足を解消するための協働ロボットや、工場向けのAIビジョンシステム、製造ラインなどの開発にも力を入れています。
会社名:株式会社アールティ
代表者:代表取締役 中川友紀子
設立日:2005年9月
事業内容:ロボット及び人工知能に関する教育事業、自社開発事業、受託開発事業など
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引用元: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000069918.html