- 2025年の日本国際博覧会のシグネチャーパビリオンは、生物多様性の回復に貢献することを目指す。
- バイオームとの共同プロジェクトでは、いきものコレクションアプリ『Biome』とのコラボレーションを通じて、生態系保全に取り組む。
- また、『海洋堂』とのコラボレーションにより、生命のボール『いのち球(INOCHIDAMA)』を制作中。
2025年の日本国際博覧会(大阪・関西万博)のシグネチャーパビリオン、河森正治館は、株式会社バイオームと共同プロジェクトを発表し、Nature Positive(生物多様性の回復)に貢献することを目指す。
プロジェクトでは、いきものコレクションアプリ『Biome』とのコラボレーションを通じて、生態系保全に取り組む。
また、世界的フィギュアメーカー『海洋堂』とのコラボレーションにより、生命のボール『いのち球(INOCHI-DAMA)』を制作中。
河森正治公式サイト内大阪・関西万博特設ページでプロジェクトの進行を発信している。
- カテゴリ
- イベント、ゲーム
- 製品名
- Biome、いのち球(INOCHI-DAMA)
- キャラクター名
- 人名
- 河森正治
- 会社名
- 株式会社バイオーム、海洋堂
- IP名
——— 以下 プレスリリース原文 ———
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)河森正治パビリオンは、5月22日国際生物多様性の日を記念して、バイオーム社と連携した共同プロジェクトが正式決定!
公開日: 2023/05/22
株式会社Vector Vision(東京都世田谷区)は、「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」(以下大阪・関西万博)のシグネチャーパビリオン 河森正治館の共同プロジェクトにおいて、株式会社バイオーム(京都府京都市 代表 藤木庄五郎)とのコラボレーションを通じて、Nature Positive(生物多様性の回復)に貢献することを発表いたします。
アニメーション監督、メカデザイナーである河森正治は、「マクロス」シリーズや、「アクエリオン」シリーズの原作、監督、そして、変形ロボットのメカデザインという作風で知られている。その一方で、幼少期を自然の豊かさに囲まれた富山県で過ごした記憶や、世界中を旅した経験から、人間と全ての生き物のいのちの価値は平等であるという想いを込めて、これまでも作品に反映してきており、この度の大阪・関西万博においてテーマ事業プロデューサーを拝命しております。
大阪・関西万博では、河森正治のクリエイティブを通じて、今この現代においても多種多様ないのちは、その繋がりの中で輝いている。その奇跡のような感覚を体感的に表現すべく、プロジェクトに取り組んでおります。
そして、過去40年以上に渡ってエンタテインメント業界に身を捧げてきた河森正治ならではの、楽しくてワクワクする生態系保全とは何かを考えてまいりました。
いきものコレクションアプリ『Biome』とのコラボレーション
Biomeは身近な動物や植物の写真を撮ることで生き物の名前をAIが判定し、自分だけの生き物図鑑が作れたり、他のユーザーとコミュニケーションが図れたりする無料のスマホアプリです。
国内最大級の生態系データを保有し、大手企業や自治体も活用するプラットフォームとなっています。
生態系を観察し、そのデータを環境省の自然共生サイト登録へ役立てることで、OECM(Other effective area-based conservation measures)拡充に貢献したいと考えております。
具体的には、社員やお客様に特定のエリア内で、Biomeのアプリを活用して出会った生き物を撮影し投稿いただきます。その位置情報と画像、生き物の情報を分析します。
その情報を元に、当該プロジェクトにおいて設定したエリアを環境省の自然共生サイトに申請します。
これは、2030年までに陸と海の30%を保全する『30 by 30』に向けた取り組みの一環でもあるため、大阪・関西万博以降もこのプロジェクトを継続して行きたいと考えております。
本プロジェクトは、Nature Positiveを推進するCLASS EARTH株式会社によって企画され、様々な専門家監修の元に適性なデータを収集できるよう実行してまいります。
現代社会は、特に子ども達が自然から離れがちになっています。
だからこそ、このBiome等を使って身近な生き物たちに興味を持ってもらうことが生物多様性や地球生態系全体のいのちの輝きに繋がると確信しています。
世界的フィギュアメーカー『海洋堂』とのコラボレーション
河森正治は大阪・関西万博において、象徴的なモチーフを考案したいと考えていました。
それをデザインしたのが多様な生き物が球体で織りなす、生命のボール『いのち球(INOCHI-DAMA)』です。
このアイディアの表現には、世界的フィギュアメーカー海洋堂社に是非協力いただきたいと河森正治本人よりお声掛けいたしました。
生き物の造形において、先駆者であり最も多くの実績を持つ海洋堂社が誇る造形師の中でも、恐竜や動物などネイチャーフィギュア造形の第一人者、松村しのぶ氏に依頼する今回の作品。
キリンやクジラなどの大きな生き物、トンボやアリなどの昆虫、人間から微生物に至るまで様々なサイズの生き物が調和の取れたスケールで描かれた河森のデッサン。
しかし、これを実際の造形物に起こすのは、物理的に非常に難しく、困難を極めました。
松村氏の豊富な経験、生き物への造詣の深さによって、モデリングを進めることができ、現在、河森正治と共に制作中でございます。
2025年万博の地で、いのちの輝きの象徴である『いのち球』が皆さんをお迎えします。
河森正治公式サイト内大阪・関西万博特設ページでは、クリエイションの様子やプロジェクトの進行を発信してまいります。
ぜひ、チェックしてください。
河森正治公式サイト 大阪・関西万博 特設ページ
https://shojikawamori.jp/expo2025/
【河森正治プロフィール】
アニメーション監督
メカニックデザイナー
ビジョンクリエーター
2025年大阪・関西万博 テーマ事業プロデューサー
代表作:『マクロス』シリーズ(原作、監督、メカデザイン)、『アクエリオン』シリーズ(原作、監督、メカデザイン)、『天空のエスカフローネ』(原作、スーパーバイザー、シリーズ構成)、『イーハトーヴ幻想 KENJIの春』(原作、監督)、『地球少女アルジュナ』(原作、監督)
デザイン関係: 『機動戦士ガンダム0083スターダストメモリー』『攻殻機動隊』、『新世紀GPXサイバーフォーミュラ 』、『アーマードコア』、『交響詩篇エウレカセブン』、『デモンエクスマキナ』、ソニー“AIBO”『ERS-220』、日産デュアリス『パワード・スーツ デュアリス』、ソニー・スマートウォッチwenaオリジナルモデル盤面デザインなど。
引用元: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000122231.html