- DLC技術に特化した書籍を発刊
- 定価は税込4,400円で全国の書店で購入可能
- 基礎的視座を重視し、DLCの構造や表面修飾についても詳述
株式会社シーエムシー出版が、DLC技術に特化した書籍『DLCの基礎と応用展開《普及版》』を2023年5月11日に発刊した。
定価は税込4,400円で、当社ECサイトおよび全国の書店で購入可能。
本書は、DLCの応用を扱いながらも、基礎的視座を重視し、DLCの構造や表面修飾についても詳述している。
また、機械的特性やトライボロジー特性についても多くのページを割いている。
本書は、2016年に刊行された『DLCの基礎と応用展開』の普及版であり、内容は当時のままである。
本書を通じて、DLC技術に関する多くの気づきが得られることが期待される。
- カテゴリ
- 書籍、ゲーム
- 製品名
- DLCの基礎と応用展開《普及版》
- 会社名
- 株式会社シーエムシー出版
- 発売日
- 2023年5月11日
- 定価
- 税込4,400円
——— 以下 プレスリリース原文 ———
2016年発行の『DLCの基礎と応用展開』が普及版化され、2023年5月11日に発売
公開日: 2023/05/16
https://www.cmcbooks.co.jp/products/detail.php?product_id=9067&utm_source=web&utm_medium=B1403&utm_campaign=PRT
監修:大竹尚登
発行日:2023年5月11日
体裁:B5判、263頁
ISBNコード:978-4-7813-1694-9
価格(税込): 4,400 円
※普及版とは、初版の発行から時間が経過しておりますので、お求め易い価格にてご提供している書籍になります。
刊行にあたって
本書は、主にDLCの応用を扱ったものであるが、用途拡大に必要な基礎的視座を重視し、DLCの構造、表面修飾についても詳述している。もちろん応用の基幹をなす機械的特性とトライボロジー特性については多くのページを割いている。DLCの応用とそれを支える基礎技術について、読者の皆様に多くの気づきがあることを期待する。
(「はじめに」より一部抜粋)
本書は2016年に『DLCの基礎と応用展開』として刊行されました。普及版の刊行にあたり、内容は当時のままであり、加筆・訂正などの手は加えておりませんので、ご了承ください。
目次
第1章 DLCの基礎
1 DLC膜の基礎と応用の概観
2 DLC構造分析の基礎
3 薄膜トライボロジーの基礎
4 DLCのトライボロジー応用における留意点
5 DLC膜の密着力とその評価
6 DLCの生体親和性
7 固体NMRによる炭素膜の構造分析
第2章 機械的応用展開
1 DLCの機械的応用の最前線
2 分析の視点からの機械的応用と特徴
3 DLCの自動車部品への適用の新展開
4 UBMS装置によるDLC膜の最前線
5 導電性DLCをコートした燃料電池用セパレータの開発
6 多層化水素含有DLC膜の特性と応用
7 DLC-Si膜の電動ウォータポンプシャフトへの適用
8 ta-Cの自動車部品への適用
9 WPC処理によるAl合金部材へのDLCコーティング
10 セグメント構造DLC膜のはさみへの応用展開
11 ナノダイヤモンドの合成と機械的応用
12 a-CNx膜のトライボロジー特性
第3章 電気的・光学的・化学的応用展開
1 DLCの電気特性と化学構造との関係
2 DLC膜のガスバリヤ性とその応用の最前線
3 DLCの表面修飾法
4 BドープDLCの生体親和性
5 アモルファス窒化炭素のガス応答性
6 DLCのフィルターへの応用
7 DLC膜の耐エッチング性
第4章 次世代DLC応用のためのキー技術
1 大電力パルススパッタリングによるDLC成膜技術
2 高sp3比DLC膜の成膜
3 準大気圧・大気圧DLC成膜と円管内壁へのDLC成膜
4 ナノ材料試験システムによるDLC膜の力学特性評価
第5章 DLCとその応用の未来
引用元: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000117216.html