- 有吉佐和子さんの『青い壺』が累計45万部を突破
- 原田ひ香さんの推薦コメントが追い風となり再ブレイク
- 13編の連作短編集で、人間の心の綾を描いている
有吉佐和子さんの『青い壺』が株式会社文藝春秋から刊行され、累計45万部を突破しました。
この作品は原田ひ香さんの推薦コメントなどが追い風となり、昨年から再ブレイクしています。
『青い壺』は、定年後の夫との折り合いや遺産争い、女学校の同窓会旅行、スペイン出身の修道女の帰郷など、そのときどきの持ち主のエピソードから人間のさまざまな心の綾を描いた13編の連作短編集です。
原田ひ香さんは中学生時代から有吉作品のファンであり、『三千円の使いかた』が90万部のベストセラーとなった彼女が、2022年に帯への推薦コメントを寄せてくれました。
このコメントをきっかけに、書店での展開や口コミで面白さが伝わり、この半年だけで12万部、累計45万部を突破するベストセラーとなっています。
また、原田ひ香さんが本作の魅力について綴った寄稿も文春オンラインで公開されています。
『青い壺』は1998年に絶版となりましたが、文春文庫編集部の山口由紀子さんの企画により、奇跡の復刊を果たしました。
和歌山市立有吉佐和子記念館館長の恩田雅和氏もこの作品を高く評価しており、壺をめぐる一話完結の短編が一つ一つ楽しめ、それが13編連なるとなおかつすぐれた長編としても堪能できると述べています。
和歌山市では「第1回 有吉佐和子文学賞」のエッセイを募集中であり、最優秀賞の入賞者には5万円分の図書カードがプレゼントされます。
有吉佐和子さんは昭和6年に和歌山で生まれ、昭和31年に『地唄』で文壇デビューしました。
その後も多くの作品を発表し、人気作家としての地位を確立しました。
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- 人物
- 有吉佐和子
- 製品名
- 青い壺
引用元: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000372.000043732.html