「CAD CENTER library」で都市の撮影リスク回避!フォトリアルな3DCG背景素材が公開される。PXサービス[Virtual House Studio]としても利用可能。

「CAD CENTER library」で都市の撮影リスク回避!フォトリアルな3DCG背景素材が公開される。PXサービス[Virtual House Studio]としても利用可能。

  • 3DCG技術をベースにしたビジュアライゼーション環境を提供するキャドセンターが、共同プロジェクト「メタバース プロダクション」と連携
  • フォトリアルな3DCG背景素材「CAD CENTER library」を公開し、日本国内でのロケーション撮影の規制やリスクを回避
  • Unreal Engine 4で開発され、インカメラVFX撮影に対応したPXサービス[Virtual House Studio]として利用可能。第2弾としてUnreal Engine 5.1にバージョンアップした3DCG背景素材を追加予定。

3DCG技術をベースにしたビジュアライゼーション環境を提供する株式会社キャドセンターが、共同プロジェクト「メタバース プロダクション」と連携し、フォトリアルな3DCG背景素材「CAD CENTER library」を公開した。
これにより、日本国内で撮影ニーズのあるロケーションの規制やリスクを回避し、時間帯やアングルを自由自在に設定できる。
また、Unreal Engine 4で開発され、インカメラVFX撮影に対応しており、PXサービス[Virtual House Studio]として利用可能。
今後、第2弾としてUnreal Engine 5.1にバージョンアップした3DCG背景素材を追加する予定。

カテゴリ
3DCG、ゲーム、ビジュアライゼーション
製品名
CAD CENTER library、Unreal Engine 4、Virtual House Studio、Unreal Engine 5.1
会社名
株式会社キャドセンター、メタバース プロダクション
IP名
フォトリアル

——— 以下 プレスリリース原文 ———

“スクランブル交差点”や“道頓堀”での撮影が自由自在、都市の街並みを完全再現した「CAD CENTER library」を公開

公開日: 2023/04/27

映像制作における“温室効果ガス削減”と“プロセス効率化”の実現を目指す共同プロジェクト「メタバース プロダクション」は、3DCG技術をベースに様々なデジタルコンテンツ制作のビジュアライゼーション環境を構築・提供する株式会社キャドセンター(本社:東京都港区 代表取締役:藤田一郎 取締役社長:橋本拓 以下、「CAD CENTER」)と連携し、バーチャルプロダクションのひとつであるインカメラVFX(※1)撮影の利用シーン拡大に向け、“渋谷”と“道頓堀”の街並みや“東京都港区”と“横浜”の都市データの再構築したフォトリアルな3DCG背景素材「CAD CENTER library」第1弾を、4月27日に公式ウェブサイトで公開いたしました。

映像業界における長年の課題として、日本国内で撮影ニーズのあるロケーションは様々な規制やリスクがあるため、CMや映画、ドラマ、ミュージックビデオなどの映像撮影が困難です。その課題に対応するため、このたび、CAD CENTERが提供する“都市データとしての正確さ”と“フォトリアルな表現のリアルさ”を追求した3Dデータソリューション「メタバース・スマートシティ」を活用し、“東京・渋谷のスクランブル交差点”や“大阪・道頓堀の戎橋”といった日本を代表するロケーションで、時間帯やアングルを自由自在に、思い通りの撮影・演出ができる3DCG素材「CAD CENTER library」を加えました。


すべての素材はUnreal Engine 4(※2)で開発され、インカメラVFX撮影に対応しており、メタバース プロダクションが提供するPXサービス[Virtual House Studio]として利用可能です。


  • CAD CENTER library 3DCG背景素材 ラインナップ

スクランブル交差点

スクランブル交差点(夜)

道頓堀戎橋

道頓堀戎橋(サイバー)

東京都港区上空(夜)

横浜上空(夜)


<志賀 恒治(CAD CENTER)のコメント>

狭域、広域とも、地図や測量情報、取材写真をベースに、実在する街並みを構築しています。アセット単体だけでなく、リアルロケーション撮影との組み合わせ利用、あるいは、室内や車上、機上からの窓外風景など、“背景の背景”としての可用性も想定できます。



今後、「CAD CENTER library」第2弾として、Unreal Engine 5.1にバージョンアップした3DCG背景素材を追加する予定です。“映像制作の新たな選択肢”として選ばれ続けられるよう、Production Transformation(映像制作トランスフォーメーション)につながるPXサービスの拡充・拡張に努めてまいります。


※1 インカメラVFX:

大型LEDディスプレイに3DCG素材や映像などを背景として投影し、LEDの前にある被写体と同時に撮影するバーチャルプロダクション手法のひとつ。カメラの位置はリアルタイムでトラッキングされ、同期されたリアルタイムレンダリング映像と組み合わせることで、カメラワークに追随して背景CGも変化し、まるで被写体が実際のロケーションにいるかのような映像をスタジオ内で撮影できる。


※2 Unreal Engine:

Epic Games社が開発し、フォトリアルなビジュアルと没入的体験を作り出す、リアルタイム3D制作プラットフォーム。ゲーム開発をはじめ、建築や映像などさまざまな業界で使われている。


  • 株式会社キャドセンターについて

3DCG技術をベースにした映像、静止画、インタラクティブコンテンツ、VRコンテンツ、シミュレーション制作関連のビジュアライゼーション環境の構築・提供。全国の都市・港湾3Dモデル上への各種データ可視化による都市DXの企画・コンテンツ制作。上記にともなうモニタ、PC、各種センサー等のハードウエアの選定、設置、販売および保守運用。
https://www.cadcenter.co.jp/


  • メタバース プロダクションについて

テクノロジーを駆使し、映像制作ワークフローにおける“温室効果ガスの削減”と“プロセス効率化”を目指す、東北新社、電通クリエーティブX、ヒビノ、電通クリエーティブキューブ、オムニバス・ジャパンによる共同プロジェクト。メタバース内で映像制作が完結する未来を見据え、バーチャルプロダクション撮影(インカメラVFX)の普及・推進や各種サービス開発・提供を進めています。
https://metaverse-px.com/



Unreal Engineは、米国およびその他の地域における Epic Games, Inc. の登録商標または商標です。

引用元: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000113633.html

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