米澤穂信さんの『可燃物』がミステリーランキングで三冠達成！

2023年12月7日

米澤穂信さんの『可燃物』がミステリーランキング三冠を達成
早川書房、文藝春秋、宝島社の国内部門で1位を獲得
米澤さんにとって4回目の三冠達成であり、続編の執筆も進行中
群馬県警を舞台にしたミステリーシリーズで、短編5編が収録
物語は連続放火事件を中心に展開され、犯人の動機やなぜ放火が止まったのかが明らかに
米澤さんは読者に自信を持って謎解きを挑戦してほしいと述べている
米澤さんは岐阜県出身で、2001年にデビューし、数々の賞を受賞
『可燃物』は2023年7月25日に発売され、定価は1,870円（税込）

米澤穂信さんの小説『可燃物』が、ミステリーランキングの三冠を達成しました。
この小説は、早川書房の「ミステリが読みたい！」、文藝春秋の「週刊文春ミステリーベスト10」、宝島社の「このミステリーがすごい！」の国内部門で1位を獲得しました。
これは米澤さんにとって4回目の三冠達成であり、『満願』、『王とサーカス』、『黒牢城』に続く快挙です。
また、来年には続編の執筆が進んでいるとのことです。
『可燃物』は群馬県警を舞台にしたミステリーシリーズで、短編5編が収録されています。
物語は太田市での連続放火事件を中心に展開され、捜査が行き詰まる中で犯人の動機やなぜ放火が止まったのかが明らかになっていきます。
米澤さんは「可燃物」について、「崖の下」という短編を書くきっかけはいたずら心からであり、シンプルでストレートな謎解きを待っていた読者がいたことに驚いています。
彼は読者に対し、自信を持って解いてみてほしいと述べています。
米澤さんは岐阜県出身で、2001年に『氷菓』でデビューしました。
その後、数々の賞を受賞し、『可燃物』でも高い評価を得ています。
『可燃物』は2023年7月25日に発売され、定価は1,870円（税込）です。