- YassLabが『Railsチュートリアル』で『AIエラー解説』を提供開始
- アプリ開発中のエラー文をAIが解析し、解決策のヒントを返す機能
- 学習者が「悩めるエラー」から「学べるエラー」に変わり、より多くの人々がWebサービス開発にチャレンジできるようになる
YassLabは、Webサービス開発を学ぶ人向けの『Railsチュートリアル』で、AIによるエラー文の解説機能『AIエラー解説』を提供開始した。
『AIエラー解説』は、アプリ開発中に遭遇するエラー文を貼り付けると、AIがエラー文の意味を解析し、エラー文の意味や解決策のヒントを返してくれる機能である。
これにより、学習者が「悩めるエラー」から「学べるエラー」に変わり、より多くの人々がWebサービス開発にチャレンジできるようになる。
『Railsチュートリアル』は、Webテキストや解説動画、質問対応サービスなどを提供しており、大学や大学院、プログラミングスクール、上場企業の教材としても採用されている。
- カテゴリ
- ゲーム
- 製品名
- Railsチュートリアル
- キャラクター名
- 人名
- 会社名
- YassLab株式会社
- IP名
- AI エラー解説
——— 以下 プレスリリース原文 ———
1万人以上が学ぶプロダクト開発の学習教材『Railsチュートリアル』、AI によるエラー文の解説機能をリリース
公開日: 2023/03/23
Railsチュートリアルを運営するYassLab株式会社は、Webサービス開発を学ぶ人にとって悩ましい問題の1つ「エラー文」が理解しやすくなるよう、AI によるエラー文の解説機能『AI エラー解説』の提供開始をお知らせいたします。
■ 『AI エラー解説』の概要と背景
『AI エラー解説』機能は、アプリ開発中に遭遇するエラー文を貼り付けると、AI がエラー文の意味を解析し、エラー文の意味や解決策(以下、デバッグ)のヒントなどを返してくれる機能です。
- エラー文の入力例: 「A server is already running. Check /Users/sample-user/rails-tutorial/tmp/pids/server.pid.」
- AIによる解説の例: 「すでにサーバーが実行されているため、新たにサーバーを実行する前に、既存のサーバーを停止する必要があります。」
Webサービスを作りながら学ぶ大型コンテンツ『Railsチュートリアル』では、Webテキストや解説動画などのさまざまな取り組みによって、より学びやすい環境づくりに2013年から取り組んでいます。技術の発達によってブラウザだけで学べるようになるなど、当時と比べて学びやすい環境になったものの、一方で学習者からよく聞く声の中には「エラー文の読み方が分からない」「エラーをどう解決するのか分からない」といった問題もあります。また学習者ごとにエラー文の内容もさまざまで、その1つ1つを網羅的に対応することは難しい状況でした。
今回リリースする『AI エラー解説』機能は、学習者1人1人の異なるエラー文を AI が解析し、そのデバッグのヒントを教えてくれる機能です。本機能を活用することで、これまで学習者にとって「悩めるエラー」だったものがが「学べるエラー」に変わり、より多くの方々がWebサービス開発にチャレンジできる世界に繋がれば幸いです。
なお『AI エラー解説』機能は現在β版 (※) となっており、利用可能なユーザーを段階的に広げています。本機能の対象者と使い方、および利用時の注意事項などについては以下の記事からご確認ください。
https://note.com/yasslab/n/n685429ea7c97
※ AI による解説が常に必ず正しいわけではないため、あくまでエラー文の理解およびデバッグのヒントとしてお使いください。例えば冒頭のデモ画面においても、server.pid のファイル削除ではなく、該当プロセスにシグナルを送って終了させる方法もあります。具体的な注意事項などについては上記 URL からご確認いただけます。また、より正確な回答をご希望の場合は既存の質問対応サービスなどをご利用ください。
■ Railsチュートリアルとは
Webサービスを作りながら学ぶ大型チュートリアルです。SNSアプリや地図アプリの開発を題材として、Gitによるバージョン管理、テストを使った品質改善、GitHub Codespaces (Visual Studio Code ベース) を使ったクラウド開発、Renderを使った本番サーバーへのデプロイなどが学べます。Webテキストや解説動画、質問対応サービスなども提供していて、大学や大学院、プログラミングスクール、上場企業の教材としても採用されています。
「研修期間を短くしたい」「チーム学習を取り入れたい」という声にお応えした『研修支援サービス』も合わせて提供しています。
URL: https://railstutorial.jp/
研修支援サービス: https://railstutorial.jp/business
研修支援の導入例: https://railstutorial.jp/business#partners
■ YassLab株式会社について
YassLab株式会社では、プロダクト開発を学びたい人向けの『Ruby Railsチュートリアル』と、プロダクト開発を実践している人向けの『Ruby on Railsガイド』を運営しています。2013年4月のリリース以降、Web技術の変遷に合わせてコンテンツを更新し続け、現在は合計2,400ページ以上 (PDF A4換算) のWebテキストと、その解説動画などを提供しています。
また『Ruby on Railsガイド』では2022年10月から『協賛プラン』を開始。半年で5社以上からの継続的なサポートを受け、第15回フクオカRuby大賞の受賞作品の1つにも選ばれました。 https://railsguides.jp/sponsors
より多くの方がプロダクト開発にチャレンジしていけるよう、今後も継続的に改善・開発に励んでいきます。
会社名: YassLab 株式会社(代表取締役:安川要平)
所在地: 東京都新宿区高田馬場1-28-10 三慶ビル4F CASE Shinjuku
URL: https://yasslab.jp/ja
引用元: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000038934.html