ストリーミング動画再生ミドルウェア「CRI Clovis」提供開始: ゲーム機・スマホで快適な視聴を実現

株式会社ＣＲＩミドルウェアは、2024年9月30日にネットワーク動画再生ミドルウェア「CRI Clovis」を提供開始。
CRI Clovisは、PCやスマートフォン、ゲーム機で動画のストリーミング再生を実現し、技術を広く利用可能に。
2026年に年間売上高1億円、2029年に3億円を目指し、東京ゲームショウ2024でデモ展示を予定。

株式会社ＣＲＩ・ミドルウェアは、ゲーム機やスマートフォンでのストリーミング再生を可能にするネットワーク動画再生ミドルウェア「CRI Clovis」を2024年9月30日に提供開始します。
CRI Clovisは、PC、スマートフォン、ゲーム機など、さまざまなプラットフォームで動画のストリーミング再生を実現するミドルウェアです。
これまでＣＲＩが特定のゲームタイトルや動画配信サービスへ個別提供してきた技術を、広く利用できるようにしました。
ストリーミング再生は、動画データを事前にダウンロードせずに、受信しながら再生するため、インストールを待たせることなく、端末の容量を圧迫しません。
また、アプリケーションのアップデートをせずに動画コンテンツを差し替えられるメリットもあります。
CRI Clovisは、すでに複数のプラットフォームで楽しまれているゲームのオンラインライブビューイングで活用されています。
イベントでは、リアル会場で開催中のeスポーツ大会の様子が同ゲームのアプリ内でプレイヤーが集まるロビーに表示され、プレイヤー同士が距離とプラットフォームを越えて同じ試合を一緒に応援することで、一体感を醸成しました。
CRI Clovisは、プラットフォームやゲームエンジンとは独立して使用できるため、自社エンジンを利用した開発など独自の環境でも導入できます。
動画の再生、停止、ポーズ、シークなどの基本的な機能に加えて、字幕情報やメタデータの取得にも対応しています。
ＣＲＩは、CRI Clovisの年間売上高を2026年に1億円、2029年には3億円にすることを目指しています。
また、CRI LiveAct®やCRI DietCoder®などとの連携も視野に入れています。
東京ゲームショウ2024では、CRI Clovisに関する展示のほか、さまざまなゲーム開発向けソリューションを紹介する予定です。
ブースでは、CRI Clovisを利用したストリーミング再生デモや、CRI TeleXus®のAI通訳ボイスチャットデモ、CRI ADX®×Sound xR™を体感できるアドベンチャーデモなどを展示します。