KADOKAWA、2025年3月期業績見通し発表：サイバー攻撃影響で減収も、ゲーム・アニメ事業は成長期待

株式会社KADOKAWAは2025年3月期の業績見通しを発表し、売上高271,300百万円を見込む。
サイバー攻撃の影響で出版IP創出とWebサービスセグメントで減少が予想され、特に電子書籍とアニメ事業に成長期待。
第1四半期の売上高は65,860百万円で、復旧作業を進めつつ事業の安定的な提供を目指す方針。

記事タイトル「2025年3月期通期連結業績見通しおよび第1四半期決算に関するお知らせ」の要約です。
株式会社KADOKAWAは、2025年3月期の業績見通しを発表しました。
売上高271,300百万円、営業利益15,600百万円、親会社株主に帰属する当期純利益9,700百万円を見込んでいますが、サイバー攻撃の影響で出版・IP創出セグメントとWebサービスセグメントでそれぞれ84億円、64億円の減少が予想されています。
特に、電子書籍やアニメ事業は成長が期待され、ゲーム分野では『ELDEN RING』のDLCが好調です。
第1四半期の売上高は65,860百万円、営業利益は6,029百万円でしたが、サイバー攻撃による影響で減少しています。
出版セグメントでは電子書籍が好調で、アニメ事業も人気タイトルの配信が成功しています。
ゲームセグメントでは『ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE』が好調で、リピート販売も増加しています。
Webサービスセグメントは影響を受けていますが、復旧作業が進められています。
今後、事業の安定的な提供と成長の回復を目指す方針です。