- 1. 鶴瓶が初の生配信番組『無学 鶴の間』を開催
- 2. ゲスト出演した小痴楽は異端児として知られ、貴重なトークを展開
- 3. 小痴楽が父の破天荒エピソードを披露し、古典落語の「一目上がり」を披露して会場を魅了
笑福亭鶴瓶が初の生配信番組『無学 鶴の間』を開催し、落語界の若きエース三代目柳亭小痴楽がゲスト出演した。
小痴楽は異端児として知られ、鶴瓶とのトークは貴重なものとなった。
小痴楽は父である五代目柳亭痴楽の破天荒エピソードを披露し、鶴瓶も驚きを隠せなかった。
また、小痴楽は古典落語の「一目上がり」を披露し、会場を魅了した。
- カテゴリ
- エンタメ、ゲーム
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- 笑福亭鶴瓶、三代目柳亭小痴楽、五代目柳亭痴楽
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- 無学 鶴の間
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——— 以下 プレスリリース原文 ———
笑福亭鶴瓶、初の生配信番組『無学 鶴の間』に落語界の若きエース三代目柳亭小痴楽が登場!貴重な鶴瓶とのトークは必見!!
公開日: 2023/06/15
無学とは、笑福亭鶴瓶が弟子として通っていた、六代目・笑福亭松鶴の旧居で大阪・帝塚山にある寄席小屋。これまで寄席小屋「無学」では、わずか74人のお客さんだけに、落語会や演芸、コンサートなど、秘密のゲストを招いて行う「帝塚山 無学の会」が20年以上にわたって毎月開催されてきました。『無学 鶴の間』は、その生配信版として、U-NEXTを通して笑福亭鶴瓶とゲストとの2人きりのトークライブをお届けする企画です。
柳亭小痴楽さんをゲストに迎えて6月10日(土)に開催された『無学 鶴の間』第14回のレポートを公開いたします。
【イベントレポート】
『無学 鶴の間』第14回のゲストには、落語界の若きエースとして活躍する三代目柳亭小痴楽が登場。「この落語家には前から来てほしかったんですよ」と切り出した鶴瓶は、「この業界では異端児なんです。一回、破門もされているし。桂宮治とか、神田伯山とかと一緒に(落語芸術協会に所属する二ツ目の落語家・講談師によるユニットの)成金というのを組んでて、その中のすごいやつなんで呼びたかったんですけど、彼も忙しくて。ようやくスケジュールを合わせることができたんで、出てもらえることになりました」と紹介とともに小痴楽を会場に呼び込んだ。
小痴楽が鶴瓶に初めて会ったのは今からおよそ18年ほど前。林家正蔵と鶴瓶の二人会に前座として出た16歳の時だったという。「その時は入門したてだったんですけど、僕も前座で入れてもらっていいのかなと思っていて。鶴瓶師匠はテレビの人という感じでしたから、鶴瓶師匠に会えるんだと思って。前座なんで、、早く楽屋入りしてたんですけど、それよりも早く師匠は楽屋入りされてたんです。まずいと思って楽屋に急いだけど誰もいない。どこにいったのかなと思ったら、遠くのお手洗いから師匠が出てきて。「おお、お前のおやじと会ったことあんねん」と言っていただいたんで、「ああ、そうですか」と頭を下げた時に、社会の窓が全開になっていたのが見えて。ツッコんでいいのか分からなかった」と語り、会場は大笑い。「でもそこからなかなかお会いする機会がなくて」という小痴楽に、鶴瓶も「うれしく思っているんですよ。よう頑張っているなと思ってたから」と笑顔を見せる。
小痴楽も「桂宮治、神田伯山の二人と一緒にやっていたということと、一応、経歴だけでいうとあたしの方が先輩だったので、彼らと仲良くやっていて、そのユニット(成金)をまとめてたということだけで過大評価されてるんですけど、僕だけ成長していない」と自虐的にコメントしてみせた小痴楽に、「人は分からないけど、成長してんねんて。俺なんて(落語家たちが所属の流派・団体を超えて2003年に結成した「6人の会」で)(春風亭)昇太、(柳家)花緑、(春風亭)小朝、(立川)志の輔、(林家)正蔵たちと一緒に出てたから。その中で俺だけ(落語を)やってなかった。落語ブームが終わった後に、次のもの(ブーム)を起こそうとしているから絶対にやってくれと、小朝の兄さんから言われて。それからですよ。それまでも落語はやってたけど、ちゃんとした落語を始めたのは2002年から。そこからスイッチを入れてやらなきゃと思ってやってるけど。ほんまに大変やで」という鶴瓶。小痴楽も「52歳からそのメンバーの中でやるのは大変ですよね」と感心した様子を見せた。
そしてその後は小痴楽の父・五代目柳亭痴楽の破天荒エピソードを披露する小痴楽だったが、そのあまりの破天荒ぶりにさすがの鶴瓶も「これ、配信やで」とあきれるひと幕も。「ムチャクチャやったな、お父さんは」とあきれた様子の鶴瓶に、小痴楽も「一緒にいて面白かったですね」と笑顔。鶴瓶も「(小痴楽が)はなし家になって喜んではるやろうな」と感慨深い様子だった。
そしてこの日は、古典落語の「一目上がり」を披露した小痴楽。「いつもひとりでしゃべっているので、鶴瓶師匠にバチンとツッコミをいただけるのはありがたい」と話し、息子とのエピソード、桂歌丸師匠とのエピソードなどを、歯切れよく、テンポの良い口調でたたみかけ、会場を魅了。そこからスムーズに「一目上がり」に移行すると、一気に会場を古典落語の世界に誘い込んだ。
そして一席終わり、再び壇上に立った鶴瓶は「ここでずっと江戸の言葉が飛び交うのっていいよね。言葉の使い方が粋だから好きだよね」としみじみしつつも、「お父さんに教えてもらったことはないんやろ?」と問いかけると、小痴楽は「おやじの落語は一回も見たことないんですよ。音源で聞いたくらいで、生で見たことないですね」と返答。さらに「おやじの感じやなというのが分かる」と鶴瓶が続けると、「兄貴はおやじの落語を見てたんで、話の最中のクセとか、全部似ていると言っていて」と返した小痴楽。「そういうの知ってる人がいて良かったよね」と感じ入った様子の鶴瓶だったが、「すぐ直さなきゃと思ってます」と小痴楽はおどけてみせ、会場を沸かせた。
小痴楽は「歌丸師匠が僕をカバン持ちで使ってくださって。いろいろと教えてもらいました」と2018年に逝去した桂歌丸さんに向けた感謝の思いを語る。「東京の寄席ってだいたい300席くらいなんですけど、歌丸師匠から『ちー坊(小痴楽の愛称)、ついてくる気はあるか?』と言われて。落語家をやっていれば300席の経験値はできる。だけど1000席、2000席の経験値はなかなか得られない。だけどわたしならその経験値をあげられるけどどうだと言われて。なるほどなと思いましたね。そういうのを経験したからこそ、自分は100席や200席、もしくは50席くらいがやりやすいと気づいた。そういうことに気付けたのも歌丸師匠のおかげ」とその思いをせつせつと語る小痴楽は、「間に合って良かったなと思いますよ。今の前座修行をしている子たちは、歌丸師匠を知らないので、楽屋でのあの近寄りがたいオーラを肌で感じたことがないですからね」としみじみ付け加えた。鶴瓶も「間に合うって本当に大事だよね」とかみ締めるように語った。
【『無学 鶴の間』第14回 見逃し配信はこちら】
https://video.unext.jp/?lc=LIV0000001595
【番組公式Twitter】
https://twitter.com/mugakutsurunoma
【『無学 鶴の間』(第14回)配信情報】
◆配信期間
見逃し配信:配信中
※配信開始から一定期間経過後、見放題作品へ切替えて配信を継続する予定です。
◆出演 笑福亭鶴瓶、<ゲスト>柳亭小痴楽
◆会場 帝塚山無学
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引用元: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001434.000031998.html