松竹がtofubeatsのMVをバーチャルプロダクションで制作!代官山のスタジオで撮影された映像には10ヵ所以上のロケ地が登場!

松竹がtofubeatsのMVをバーチャルプロダクションで制作!代官山のスタジオで撮影された映像には10ヵ所以上のロケ地が登場!

  • 松竹がtofubeatsの新曲『自由』のMVをバーチャルプロダクションで制作
  • 代官山のスタジオで撮影された映像には、ダンボールが登場する
  • 「代官山メタバーススタジオ」のLEDウォールを用いて、10ヵ所以上のシーンが撮影された

松竹がバーチャルプロダクションを用いてtofubeatsの新曲『自由』のMVを制作した。
全て代官山のスタジオで撮影された映像には、配送業者の倉庫を舞台にしたダンボールが登場する。
10ヵ所以上のシーンは、全て「代官山メタバーススタジオ」のLEDウォールを用いて撮影された。
松竹は、研究開発拠点「代官山メタバーススタジオ」を軸に、多様なクリエイターと共創し、先端技術とクリエイティブ制作を繋ぐことで、映画・演劇事業における新たなコンテンツ及び制作手法の開発に取り組んでいる。
バーチャルプロダクションは、リアルタイムにCG合成を行うことができる撮影手法で、実際のロケ地に赴いて撮影してきたかのような映像になる。

カテゴリ
映像制作、ゲーム
製品名
自由
キャラクター名
人名
会社名
松竹
IP名
代官山メタバーススタジオ

——— 以下 プレスリリース原文 ———

松竹、バーチャルプロダクションを用いてtofubeatsのMVを制作!映像に登場する10ヵ所以上のロケ地は、全て代官山のスタジオで撮影!

公開日: 2023/05/19

松竹株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:迫本 淳一、以下「松竹」)は、先端技術を用いたコンテンツ及び制作ワークフロー開発の一環として、「代官山メタバーススタジオ」のLEDウォールを活用し、音楽プロデューサー/DJでありつつ、様々なアーティストへ楽曲提供や楽曲のリミックスを行うtofubeatsさんの新曲『自由』のMVを、全編バーチャルプロダクション※1を用いて制作しました。




本作は、配送業者の倉庫を舞台に、tofubeatsさん演じる配達員がダンボールと共に様々な場所を巡ります。登場する計10ヵ所以上のシーンは、全て「代官山メタバーススタジオ」(運営:ミエクル株式会社※2)のLEDウォールを用いて撮影しました。

MV本編とメイキング映像では、配達員としてLEDウォールの前で演じるtofubeatsさんの姿をお楽しみいただけます。



【tofubeatsさんのコメント】


今回私の新曲『自由』のミュージックビデオをバーチャルプロダクションのスタジオで撮影させていただきました。精鋭メンバーのみなさんによってCGやバーチャルプロダクションの繊細さと車をぶった斬って代官山のスタジオに持ってくる大胆さが同居した面白いビデオになっているかと思います。

どこからどこまでがCGでLEDウォールなのか境目なんかも気にしながら見てみると楽しさ倍増です。楽曲と合わせてぜひ楽しんでください!



配送業者の倉庫の様子配送業者の倉庫の様子

山道を進む車窓の風景山道を進む車窓の風景



  • メイキング映像も本日公開

撮影の様子がわかるメイキング映像も本日より公開いたします。MV本編と合わせてぜひご覧ください。




  • 制作の経緯

松竹では、研究開発拠点「代官山メタバーススタジオ」を軸に、多様なクリエイターと共創し、先端技術とクリエイティブ制作を繋ぐことで、映画・演劇事業における新たなコンテンツ及び制作手法の開発に取り組んでいます。

本取り組みでは、技術パートナーとして、松竹のコーポレート・ベンチャー・キャピタルである松竹ベンチャーズ株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:井上貴弘)から第一号案件として出資した株式会社stu※3(住所:東京都渋谷区、CEO:黒田貴泰、以下「stu」)と連携し、新たな映像制作ワークフローの開発に取り組みました。

本作では映像素材を使ったシンプルな合成から、Unreal Engine5でリアルタイムにシミュレーションされたCGを使用したテクニカルな合成まで、美術セットを組み合わせながら様々な撮影パターンを検証しました。MVの制作は、ドラマ等の制作に比べ、自由な画面構成が可能である点に着目し、結果として実証実験と映像制作を同時に進行することができました。今後もstuと共に、グローバルで展開可能なコンテンツの開発や新たな制作手法の開発等を進めて参ります。



※1)バーチャルプロダクションについて
バーチャルプロダクションとは「LEDウォール」を使用することで、リアルタイムにCG合成を行うことができる撮影手法です。3DCGで作成した背景素材や実際のロケーション映像をLEDウォールに投映し、その前にいる被写体と合わせて撮影することで、実際のロケ地に赴いて撮影してきたかのような映像になります。

映像制作のフローにおいて、従来では撮影後に行われていたCG合成が撮影中に行えるようになり、早い段階で完成形のイメージを持てることから、プロジェクトの効率化とクオリティアップが期待できます。併せて、スタジオ内で撮影が完結するため、撮影日の天候・時間・ロケ地の制約に左右されなくなります。

加えて、美術セットをはじめとした制作物が減る為、コスト削減のみならず廃棄資材の削減にも繋がります。大規模なロケ撮影が不要になる為、移動に伴うCO2も削減でき、環境に配慮した映像制作を実現することができます。

本作では、配送業者の倉庫のシーンを含めて膨大な数のダンボールが登場しますが、そのほとんどをCGで制作している為、廃棄資材を大幅に削減できました。


LEDウォールを用いたマジックアワーの撮影シーンLEDウォールを用いたマジックアワーの撮影シーン

実際の撮影風景実際の撮影風景



※2)ミエクル株式会社について

ミエクル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:井上貴弘、以下「ミエクル」)は、松竹とカディンチェ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:青木崇行)が、先端技術を活用した新たなエンタテインメント領域の創出を目的とし、2018年5月に設立。
業務内容:先端技術(VR/AR/MR及びAI等)を活用した新しいコンテンツ及びサービスの開発

松竹及びミエクルでは、個人・法人問わず多様なクリエイターと共創し、未来のエンタテインメントに向けたコンテンツ開発に取り組んで参ります。ご関心をお持ちの方は、以下お問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。

ミエクル株式会社 公式HP:https://miecle.com 

松竹株式会社 事業開発本部 公式HP:https://planning-development.shochiku.co.jp

お問い合わせ先:https://service.shochiku.co.jp/form/pub/inquiry/planning-development 



※3)株式会社stuについて

stuは、「エンターテインメントの再発明」をミッションに掲げ、ボーダーレスなアイデアを創出するクリエイティブチームを中心に、5G、XR、メタバース領域のエッジテック事業と、ライターズルームやプレビズといった世界基準の映像制作ワークフローを導入したコンテンツ開発事業を掛け合わせ、エンターテインメントの新時代を創造する企業です。


公式Twitter :https://twitter.com/stuinc_

公式Facebook:https://www.facebook.com/stuinc00

公式HP:https://stu.inc



引用元: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000071115.html

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