学生がエンターテインメントの力で「育児」の課題解決策を提案

最終選考に進出した6つのチームが素晴らしい企画を発表
PEPと有限会社モーハウスの2つのチームが優秀賞に選ばれる
大学と実社会を結びつける先進的な試みとなる

大学の学生と協力企業・団体の皆様へ先日行われたプレゼンテーションでは、協力企業・団体のご支援のもと、最終選考に進出した6つのチームが素晴らしい企画を発表しました。
学生たちは、言語表現や視覚的効果などの基礎知識を活かし、問題発見や課題解決の思考力を駆使して独自の企画を提案しました。
協力企業・団体の討議の結果、PEPと有限会社モーハウスの2つのチームが優秀賞に選ばれました。
受賞したチームの企画はさらにブラッシュアップされ、各企業・団体による本格的な導入の検討が行われます。
この取り組みは大学と実社会を結びつける先進的な試みとなります。
このプロジェクトでは、社会問題に対して当事者意識を持ち、学びを活かして社会課題の解決に取り組んでいます。
学生たちが分析・立案した企画を社会に向けて発表する場を提供することで、自己肯定感を育むことも目指しています。
また、プレゼンテーションでは、協力企業・団体の担当者の皆様に向けて学生たちが熱心に発表しました。
優秀賞受賞チームの一つは、授乳服と自然災害を組み合わせた商品化を提案しました。
もう一つのチームは、小学生以下のがん患者を対象にした掲示板の改善案を提案しました。
どのチームも高いレベルの発表であり、特に優勝チームは被災地や避難所を訪れて調査を行い、説得力を増した点が評価されました。
この取り組みは、表現学部表現文化学科アート＆エンターテインメントワークコースで行われています。
このコースでは、チームワークや知的財産権、マーケティング、広報などの知識を学び、社会で活躍する能力を養っています。
大正大学は、天台宗・真言宗豊山派・真言宗智山派・浄土宗および時宗が協働して運営する大学です。
建学の理念は「智慧と慈悲の実践」であり、教育ビジョンは「慈悲・自灯明・中道・共生」です。
大正大学では、地域戦略人材育成事業などを推進し、新たな価値を創造する人材の育成に取り組んでいます。
このような取り組みは、学生と協力企業・団体の連携によって実現しています。
今後も社会課題の解決に向けて、さまざまなプロジェクトが展開されることでしょう。