島根県立石見美術館で北斎の若き日の作品を紹介する企画展開催

島根県立石見美術館で北斎の若き日の作品を紹介する企画展を開催
北斎研究者の永田生慈氏から寄贈された2,398点の作品や資料を公開
展示では春朗期と宗理期の作品約280点を中心に紹介

島根県立石見美術館では、北斎の若き日の作品を紹介する特別展「石見特別版永田コレクションの全貌公開〈一章〉北斎－『春朗期』・『宗理期』編」を開催します。
この展覧会では、北斎研究者の永田生慈氏から寄贈された2,398点の作品や資料を公開します。
特に、北斎が20歳から45歳頃までの若き日に使用していた画号「春朗期」と「宗理期」に焦点を当てます。
これらの期間は作品数や資料が少なく、謎に包まれている時期ですが、永田氏の研究により、北斎の知られざる側面が明らかにされました。
展示では、春朗期と宗理期の作品約280点を中心に紹介します。
特に、春朗期の肉筆画や宗理期の摺物群「津和野藩伝来摺物」は必見です。
この展覧会は、永田コレクションが県外で見ることができない貴重なコレクションであるため、島根県でしか鑑賞できません。
展覧会は2023年12月23日から2024年2月12日まで開催されます。
また、関連プログラムとして記念講演会や受贈報告、ワークショップなども行われます。
詳細は公式サイトをご覧ください。